しいたけ農家直伝!しいたけを美味しく保存する方法4選|一般家庭用

こんにちは、 今回のテーマは、一般家庭向けのしいたけを美味しく保存する方法4選です。

生鮮食品であるしいたけは他の野菜と同様あまり日持ちがしません。

正しい保存方法を知らないと、傷みや変色が早くなり、なにより風味が落ちて味が落ちてしまいます。

しいたけの正しい保存方法を知って、ぜひ、最後までおいしく頂いてください。

しいたけを保存するときの注意点

先ず皆さんに知って頂きたいのが、しいたけが最も嫌うのが水分です。

しいたけは濡らさないこと

保存する時はこれが最も肝心です。

しいたけ栽培は発育に適した環境で栽培されるのですが、この適した環境では一定の湿度が保たれています。

ところが、いざしいたけを保存をするとなると、水分は取り除き出来るだけ乾燥した状態で保存することが鮮度を保つ一番の方法です。

しいたけ農家直伝!しいたけを美味しく保存する方法4選

では上記を踏まえいくつかの保存方法を紹介します。

方法によって保存期間が異なりますので、用途に合わせて行ってみて下さい。

数日の保存なら常温がおすすめ

しいたけをすぐに使う場合には常温保存で問題ありません。

しいたけは生鮮食品ですので、他の野菜と同様に扱ってください。

ただし置き方に注意点があります。

しいたけは傘を下に、軸を上にする方が良いです。

軸を下にすると傘の内側にある胞子が落ちて、風味が失われやすいです。

ナイロン袋に乾燥剤などを入れてしまえば尚安心です。

常温保存の注意点

通常スーパーなどに並ぶしいたけは収穫から数日経ったものが殆どです。

その為ご自宅で保存する場合にはそのことを忘れないようにして下さい。

思ったよりも早く痛んでしまった場合は、店頭に並ぶまでに時間が掛かったのかも知れません。

1週間程度の保存なら冷蔵庫がおすすめ

1週間程度持たせたいという場合は冷蔵庫での保管がおすすめです。

冷蔵庫の中というのは実は結構乾燥しています。

これは冷蔵庫の中が低温の為です。

水分を嫌うしいたけにとって冷蔵庫は楽園!

傘をしたにした状態でナイロン袋に入れて保存すれば問題ありませんが、

ひと手間加えるなら下にキッチンペーパーなどを敷いてあげましょう。

密閉されたことによって内側に水滴がつく場合があります。

キッチンペーパーを敷く事で水分を吸収してくれます。

1カ月保存するなら冷凍庫がおすすめ

冷凍庫での保存は長期保存でなくともおすすめです。

しいたけは一度冷凍するとで細胞膜が破れやすくなり、調理の際うまみ成分が出やすいと言われています。

直ぐに使わないのであれば、軸をとり調理用にスライスした状態で小分けにして保存するのがおすすめです。

冷凍しいたけの使い方|解凍方法

冷凍保存したしいたけは調理の際凍ったまま使って下さい。

解凍しようとすると中の水分が出てしまい、折角の旨味が全て出てしまいますので要注意です。

数カ月保存するなら乾燥しいたけがおすすめ

折角買ったしいたけですが、暫く食べる予定がない。

若しくは乾燥しいたけとして使いたい。

そんな時は自宅で乾燥しいたけを作っちゃいましょう!

お店で売っている乾燥しいたけの殆どは乾燥機を使っています。

しかし乾燥機がないと作れない訳ではありません。

お家のベランダや日当たりの良い場所での天日干しでも乾燥しいたけは作ることができます。

乾燥しいたけの作り方はとっても簡単。

しいたけを乗せるザルやカゴを用意して、軸を切ってスライス状にしたしいたけを並べます。

夏は2~3日、弱い冬でも3~5日ほど晴天の日に干すだけで乾燥しいたけの出来上がりです。

保存の際に水分に触れると台無しですので、乾燥材などと一緒に保存するとより長持ちするでしょう。

しいたけを美味しく保存する方法まとめ

  1. しいたけは水分に弱い!
  2. 保存方法は常温・冷蔵・冷凍・乾燥でつかいわけること
  3. おすすめは冷凍保存

以上、しいたけを美味しく保存する方法でした。